自分より若そうな、
男にしてはやや高めの声。




こんな知り合いいたっけか?





『はじめまして。

ボク―――……』






続いた思いがけない
言葉に、斗弥は凍りついた
ようにその場で足を止めた――。





     ◇ ◇ ◇



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