けど途中で体力が尽きて、
再びベッドに倒れ込んじゃう。





……ダメだ、まだ体を
起こすのはムリっぽい。





でも、ドサッていうその
振動が、ルイくんをハッと
我に返らせてくれた。





ルイくんは困ったように
少しだけ笑って、





「また見抜かれちゃった。

せりには、ボクが
悲しそうに見えたんだ……?」





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