「決まってんじゃん。

いつか彼氏さんと直接対決
する時が来るかもしんないでしょ。

そん時は、先手必勝決めて
やりたいから♪」





「直接対決なんて無いよ!

お願いだからホント
これきりにして。

斗弥の番号も返して」





あたしはルイくんを
睨みつけてキッパリと言った。




今日は強気で話して、
今度こそ最後にする。




――そう、決心して来たんだ。





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