「こんなだから、
斗弥も結婚しようって
言ってくれないのかも……」





あたしは斗弥の奥さんには
ふさわしくないのかな。





斗弥もなんとなく、
それを察してたりして。






深いため息をついた時、
後ろから声がした。





「西原」





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