最後の冬休みの日に あたしは中学の頃の 友達と遊んだ。 楽しくてしかたなかったあたしは、光志からの着信が2件入ったが出なかった。 いつも背伸びして 大人の光志といると あたしまで大人に なったつもりだったけど、 少し疲れたかもしれない。 光志の家族のことを気にして、罪悪感を抱えている日々を、今日だけは忘れさせてほしい…なんて、思ってしまった。