「うわわわ!!ど、どうしよー!!風船がー!!」 はぁ。 全くどこの店よ。 こんなダメダメなヤツ雇ったの。 店赤字になるだけじゃすまなくなるのに。 「そんじゃサンタクロースさん。頑張ってプレゼント配るのね」 必死で散らばるティッシュをかき集めてるサンタクロースこと芦屋にそう告げて私は商店街を後にした。 大畑の家まで荷物を運び(もちろんお代はいただいた。当然でしょ)、ようやく帰路につく。