凌のこと信じてない訳じゃない。


でも、やっぱりどこかにあった不安に凌はちゃんとこんなに早く気付いてくれた。


「ありがとう…」


『葵衣菜今日少し変だったから。
…まぁ、抱き着いてきたときはすげぇ幸せだったけどね?』