「ただいま」


「凌っ!!」


ガバッと抱き着く華奈を離した。


「今日、遅かったね?
晩御飯は?
私、用意するね。」


「いい。もう葵衣菜と食べてきた。」


「そっか…

葵衣菜ちゃん…凌のこと、こんな時間まで連れ回して…
常識ないね…」