「ねぇ…凌…」

「ん?どした?」

「華奈ちゃんてさ…
ほんとにいとこだよね?」

「当たり前だろ!
葵衣菜以外、好きになったことないから元カノもいないし?」


「そっか。そうだよね!」

凌の一言であたしは、

さっきの華奈ちゃんの異様な雰囲気も

怖かった目も

自分の勘違いだった

と思うようにした…