花音へ

この手紙を読んでいる頃には多分俺は居ないだろな。

花音、ずっとそばに居てやれなくて、ごめん。

頼りない俺で。

花音に何もしてやれなかったな。

でも、それなのに、俺のそばに居てくれて、ありがとな。

すごく、嬉しかった。

花音は、俺のぶんまで生きろよ?

花音には、未来がある。

明日がある。

この先、どんなに辛い事、悲しい事、あると思う。

だけど、泣いたら泣いたぶん笑えよ?

それだけは、忘れないでくれ。

それに、俺よりいい彼氏作れ!!

俺は空から見てるから。

花音、いつも俺のために泣いてくれて、ありがとう。

花音、愛してる。


朱蓮より