聴きたくない悲しい音が部屋じゅうに響きわたった。



「嘘、でしょ?」




息してないよ…。



「クラス、また同じだったんだよ。
隣どうしなんだよ。

それに、彰とも一緒だったんだよ…

でも、朱蓮がいなきゃ、意味ないよ…」




ねぇ、答えてよ──


またいつものように、笑って返事してよ───




私、どうしたらいいの?



私をおいて行かないで──…