やっと強気の朱蓮に戻った。



良かったぁ。



すごく安心したなぁ。



「うん!あっこれ、遅すぎだけど、クリスマスプレゼント」




私はカバンからラッピングしたクリスマスプレゼントを渡した。



めっちゃ遅れたけど…。




朱蓮はそれを不思議そうに開けた。




『スゲー!ありがとな☆花音が作ったのか?』




良かったぁ。


気に入ってもらえて。




「うん!」



『俺も遅れたけど…これ』



朱蓮は私にプレゼントをくれた。



なんだろ?



私はラッピングをゆっくり開けた。



「うわぁ~!!可愛い♪ありがとう」




中にはネックレスが入っていた。



ハートの形をした。



『ペアなんだぜ☆』



朱蓮は引き出しからネックレスを取り出した。



「かして?付けてあげる」



朱蓮は頷き、ネックレスを渡した。



そっと朱蓮の髪に触れた。



ネックレスを首に着けた。



『じゃあ花音も貸して?』



「えっ、うん」




私は朱蓮にネックレスを渡した。