『何言ってんだよ。俺は死ぬまで花音と一緒にいたいって思ってんだしな』



「うそ」



『誰が嘘つくかよ!』



私の手首を掴んだ朱蓮。



「じゃあ、私は一生、朱蓮の側に居てもいい?」



私は一生朱蓮と居たい。



叶わないってわかってるけど、わかってるけど。




『居てくれ。俺、絶対生き続けてやるって決めた』