私は朱蓮のそばに行って手を握った。
『か、のん?』
小さな小さな声で言う朱蓮。
良かった。
大丈夫みたい。
でも、私のせいで頭強くぶつけたし──。
本当は私がケガするはずなのに…。
なんで、朱蓮は私をかばったの──…?
『か、のん?』
小さな小さな声で言う朱蓮。
良かった。
大丈夫みたい。
でも、私のせいで頭強くぶつけたし──。
本当は私がケガするはずなのに…。
なんで、朱蓮は私をかばったの──…?