朱蓮のお母さんは私の手を握って言った。



「朱蓮は強いから、そんな事で死んだりしないはずよ?花音ちゃんは朱蓮のそばにいてくれる?」



こんな私でも、隣に居てていいの?



「わかりました」



私はランプを見ると、赤から緑に変わった。


私と朱蓮のお母さんは、男の先生に呼ばれた。


朱蓮は部屋に運ばれたみたい。



『朱蓮くんには寿命があるのをご存知ですね?』



確かあと3年?



「はい…」



男の先生は顔を下げた…


どうしたの?


何か悪い事がおきたの?