彰は笑った。




よく彰って笑うな。




『でも学年トップクラスの成績は憧れたな』



学年トップなんて、私無理だな。



そんなに頭よくないもん。


この高校受けるのに、毎日お兄ちゃんに付き添ってもらってもう特訓したもん。




「朱蓮って凄いね!」



なんでもできるなんて、凄く憧れる。




『だよな!あっ、また何か聞きたいんだったらいつでもメールしろよ?』




彰は携帯をもってピースサインした。




「うん!今日はありがとね?」



『いいよそんくらい。じゃあな』