「朱蓮土曜日はごめんね」


あぁ、あの事か。


『気にすんな』


多分気にしてると思うからな。


あれから2日経ったのにな。



「うん♪」


『おは~♪花音と朱蓮』


この声は彰だな。


「あれ?彰、朱蓮の事緒方って読んでなかった?」



そういや朱蓮だったけどな。


まぁいいけどな。


『黙ってたけど、俺と朱蓮、中学ん時からの大親友だぜ☆なっ、朱蓮?』



彰は俺の肩を組んだ。


『あぁ』


「そうなんだぁ♪なんか意外かも」



確かによく意外とは言われる。


彰は知らないけどな。


『そうか?』


彰は首をかしげた。


「うん!」



まぁ、いいか。



─朱蓮Side─ END