「長かったね!」




電車は楽しい。



速いし、見たことのない景色ばかり見えるもん。




『そうだな。さぁ、着いた事だし、何処行く?』


「あのお店行きたい」




私が指さしたのは、服屋さん。



服全然持ってないから。



だって、中学、高校と私服じゃなくて、制服だもん…─。





『いいぜ☆』