何度も、何度も。



「嘘でしょ?」



『本当だ。俺あと2年もつかわからない。だから死にたいと、毎日思った』




死んだ方がいいと思ったから。


あとたったの2年しか生きられないなんか。



「後、2年…?2年後、朱蓮は」


『いないかもしれないんだ。多分』




2年後、俺はこの世にいないかもしれないんだな。