『はぁ、はぁ、はぁっはぁ』





苦しそう。




『かの、ん、あの、薬と、水と、って』





朱蓮が指差した方をみた。


大量の薬があった。




私は、1袋とって、水を朱蓮に渡した。




その1袋には錠剤が5個入っていた。




『あり、がと』


そう言い、薬を飲んだ。


そして、目を閉じて、寝た。



あの大量の薬─…。



あるって事は、何回かあれからなったって事!?




朱蓮。




私はちらりとテーブルを見た。



そこには一冊のノートがあった。