─朱蓮side─



俺は花音と屋台を回っている。



それにしても、花音の浴衣姿、予想以上に可愛いな。




周りもみな女子は浴衣を来て、彼氏と回っている。




そりゃ、そうだろな。


ん?


急に花音が足を止めた。



「クレープ食べたい!!」



クレープ屋を指差して言う。



クレープか。



『いいぜ』


クレープ屋に並びクレープを選ぶ。



俺は苺とチョコの交ざっているのを頼んだ。



「それ美味しそう♪ん~じゃあ、私はバナナチョコクレープ下さい」



お金を払い、少し屋台から離れたベンチに座って食べた。



「美味しい…朱蓮は?」


クレープを片手に持ちながら言う。


『あぁ』


「よかった!一口ちょうだい?」



あぁ、そういえば美味しそうって言ってたよな。



『じゃあ俺も』



クレープを交換して一口食べた。



『うまいな』



「うん!美味しい」




花音が食べた所、俺が食べた場所じゃん。


まぁいいか。




それから色々な事を話しながら食べた。


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