ちづるさんに借りたドレスは黒のロングドレス
『マキはスタイルがいいから、派手なドレスよりこうゆうオーソドックスなドレスで周りとのスタイルの差をみせつけてやればいいんだよ』
とは言われたものの
……日ごろから露出の多いちづるさんのドレスなだけあて、背中が半分以上見えている
髪を少しだけブローして
揺れるピアス
メイクにもちょっとラメを足す
「おまたせ……」
部屋を出るとリビングのソファーであこと携帯をつき合わせて何か話している
……いつのまにそんなに仲良くなってんの
「何してんの?」
その声であこが振り向くと、「かずまにケータイの番号聞かれて…口説かれてんの」
「えっ!!もう?」
アタシの変な驚き方にあこが吹き出した
「“もう”って何?……かわいいちひろに何かあった時にお互いが連絡とりあえるようにってね~」
かわいいちひろ……
それ、誰が言ったんだろ
微笑みながらあこはケータイをパタンと閉じる
「似合ってる」とアタシの全身を見ると自分の部屋へと入って行ってしまった
ソファーに目を戻すとこちらを見上げているかずまの目……がやっぱり怖い
「同伴だから、先に店まで車で送ってあげる」
というと、ため息で返事される
財布と携帯と少しのメイク道具だけを入れたクラッチバッグを持つ
そして車のキーを手に取った
『マキはスタイルがいいから、派手なドレスよりこうゆうオーソドックスなドレスで周りとのスタイルの差をみせつけてやればいいんだよ』
とは言われたものの
……日ごろから露出の多いちづるさんのドレスなだけあて、背中が半分以上見えている
髪を少しだけブローして
揺れるピアス
メイクにもちょっとラメを足す
「おまたせ……」
部屋を出るとリビングのソファーであこと携帯をつき合わせて何か話している
……いつのまにそんなに仲良くなってんの
「何してんの?」
その声であこが振り向くと、「かずまにケータイの番号聞かれて…口説かれてんの」
「えっ!!もう?」
アタシの変な驚き方にあこが吹き出した
「“もう”って何?……かわいいちひろに何かあった時にお互いが連絡とりあえるようにってね~」
かわいいちひろ……
それ、誰が言ったんだろ
微笑みながらあこはケータイをパタンと閉じる
「似合ってる」とアタシの全身を見ると自分の部屋へと入って行ってしまった
ソファーに目を戻すとこちらを見上げているかずまの目……がやっぱり怖い
「同伴だから、先に店まで車で送ってあげる」
というと、ため息で返事される
財布と携帯と少しのメイク道具だけを入れたクラッチバッグを持つ
そして車のキーを手に取った