僕は亜稀が苦しんでいくのを見ていかなければいけないのか・・・。



    「ん・・・・。」


     「亜稀!平気?」


     「うん・・・。  ねぇ?
     涼・・・・。私どうしたの?」
    
     「・・・っただの貧血だって!
      心配かけさせんなよぉ!」 

     「ふふっ   ごめんごめん・・・」
     

     「じゃ、僕は帰るね?」

      「うん!ばいばいっ!!」

    亜稀は後どのくらい笑っていられる?
    亜稀は本当のことを知ってしまってら?












    僕は亜稀がいなくなってしまったら、笑っていけるの
    だろうか?









    僕には、亜稀のいない世界は想像もできない・・・。

















     亜稀・・・・・・。
     死なないで・・・。
     僕を一人にしないで・・・。












     ・・・誰か助けて・・・・。