おかしい・・・。
最近亜稀の顔色は悪いし、話をしていても
上の空だし・・・。
亜稀に「どうしたの?」って聞いても
「なにもないよ~」ってしか言わない。
僕ってそんなに頼りないのかな??
そんなことを考えていると、亜稀がいきなり苦しそうに
呻きながら倒れた・・・。
今は授業中だったから、皆の人気物の亜稀は
皆に心配されて名前を呼ばれていたのに
亜稀は、目を覚まさなかった・・・。
僕は放心状態で亜稀の名前を呼ぶことさえ・・・
・・・・出来なかった・・・・・。
亜稀は救急車で運ばれた・・・。
僕も先生に許可を取りついていった。