恐れていたことが、現実になってしまった・・・・。
   








亜稀は自分が心臓病であり、一年もつかと言うことを
しってしまった。









医者と唯さんが廊下で話しているのを
聞いてしまったらしい・・・。







その日から、亜稀は拒絶している・・・。







僕でさえも・・・・・。









「亜稀・・・・。」



「・・・何? 同情しにきたの?」




「違うよ・・・。」





「私なんかほっといてっっ!!」




「亜稀・・・・・。
僕が代わってあげられたら・・・。」





「代わる!?そんな気休め言わないでっ!!
私は、みんな結婚して、働いて、子供も作って
可哀想ねっていわれて、そういう人生なんだよっ!!」







「亜稀・・・・・。」






「なんで、あたしなのっ!!
ぅわぁぁあぁぁああぁあんっ!!
死にたくないよっ!」










僕は亜稀に何もしてあげられないのか・・・?










亜稀を助けて・・・・・・。