紳が用意してくれたシチュエーション。


存分に……いゃ、それ以上に癒された。



しかも、デート?することになったし…アドレスまでゲットしてしまった。


紳はいいのか？

紳も、彼女が好きなんじゃないのか？



……二人は、隠れたカップルなんじゃ…



自分で考えて、胸が痛くなる。


ギュッ ときつく締め付けられているみたいに。



…でも……


紳が用意してくれたんだ。

俺を癒すために……




「……今度、紳にお礼しよう。」



紳の好きなドーナツでも買ってあげようか。

生徒会室に向かう途中、そんなことを考えていた。




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