『……ぁ、あたし…

なんか…す、ストーカーされてるみたいでっ……』



……は?

ストーカー?



「……今どこだ?」


『駅から帰ってくるところっ…コンビニ過ぎた…!!』




はぁ…マジか。

今までこんなことはなかったのにな。



「今行く。電話切るな。
あと……公園の方に行け。」


『っう、うん…』


「走るなよ?早歩きだ。」




携帯だけを持って、家を出た。


産まれたときからの幼なじみ。

ただ家が近いだけ。



……でも…


放っておくことは出来なかった。




.