一人の副会長と二人の書記、会計たちはそのままでいいということだった。
あとは俺と紳だけだ。
「じゃ…紳、図書委員会を引き続き担当するか?」
「無理って言ってんだろっ。俺じゃきちんと指導できねぇってば。」
……はぁ、我が儘だな。
俺は学級委員会担当だし、そのままでいいんだけどな。
「俺が学級委員会やるから、お前は図書委員会やれよ!!!な?」
ニヤリと笑った様子からすると…何やら企んでいるように見える。
「紳、お前……」
「はいっ決定!!!じゃ今日の会議は終わり〜♪」
あくびしながらそう言った紳に、みんなポカンとしている。
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