それから、夜になり私たちは先輩たちと近くのコンビニに行ったよね。
私にとっては、夜はあまり出歩きたくなかったんだよね。
それなのに、先輩は本当、脅かすのが好きで私はものすごく泣きたくなっていた。
一番怖かったのは、先輩たちが2人両側挟んで飛び出してきたことかな。
私はもうダメで、後ろにいる君に抱きついたんだよね。
あのときは、ものすごく照れたな。
それからは、何事もなく君は話したり歩いて行ってしまったから、私はちょっとだけムカッときたよ(笑)


この時の、君の表情がとても記憶に残ってるよ…



だから、私も、対抗して幼なじみの先輩としゃべって対抗してたよね。
少し、困ってるような顔をしながらも、君は笑ってたよね。
その笑顔につられながら、私もつられて笑っちゃったね。
なんで、笑ったんだっけ?
たしか、先輩が私にあげるって言ってきたの。
何かを渡して。
それを何かって聞いても、答えてくれなくて、君も笑ってるだけだったもんね。
「それ、ずっと舐めとけよ」
っていわれて、信じた私が悪かったねよね。
だって、噛んでみたら、チューインガムだって気がついたから。
「先輩のバカ」
って言ったら、君と先輩は大笑いしたよね。
最初は、膨れてたんだけど、私も結局つられて笑ったんだっけ。



あの時は楽しかった…
君は、もう一回こんな感じで、みんなと過ごしたいと思わなかったのかな…