初めて、君と行った試合。
私たちがでる訳じゃなくて、先輩たちの試合のお手伝い。
それでも、嬉しくてちょっと、初めてすぎて興奮が抑えられなかったね。
君との試合でのお手伝いは、私はちゃんとデキるのかというドキドキだけで、気持ちだけ大変だったな。
私は、君との会話を今でも覚えてるよ。

最初は、
「ちゃんとデキるかな」
って、言ったらちゃんと答えてくれたね。
「デキるよ。初めてなのは俺もだし。大丈夫大丈夫」
って、安心させるように言ってくれたよね。
私は、それだけで嬉しかったんだ。
ちゃんとデキるって思えたよ。

それから、2人でお手伝いすることが多くあったね。
たしか、お手伝いしながら、私たちは話したりしたよね。
それから、私たちはちょっとだけ毎日話すようになったよね。



君は、もっと話したいって思わなかったのかな…