「ワッ!!」
車に乗り込んだ医師はビックリして、
「おっ……お前は……まだいたのか!」と警戒している。

助手席に座った美華は医師を上目遣いでマジマジと見つめると、 「あ、あの……。先ほどは、御無礼な振る舞いを致しまして、誠に申し訳ございませんでした……。」と頭を下げ、御詫びだした。

医師はその豹変した態度にすっかり驚いている。

美華は、 豊満なバストを強調する様にピンッと胸を張りながら、「そんな警戒なさらないで…。これがわたくしの本当の性格ですの…。高貴な令嬢だから常に周りに気をつけて生きていかなけりゃならないからトゲトゲしい事も言ってしまうけれど、本当はいつも後で後悔してしまうのよ…。」とちょっと切なく撫でる様な視線を投げかける。

ゴクッと生唾を飲む医師。
先ほどのツッケンドンだった口調が手の平を返した様に優しくなっている。

美華は医師の膝に手を当てると撫でまわすように触り、イヤラシく唇を突きだし、艶めかしい視線を浴びせ医師を誘惑した。

医師は「ダメですよ…そんな…。」と何とか断ろうとするが、