「金が足りないならあと数百万だす!!
ここまで言っているんだ!!
ならこうしよう!!
承諾しないならこの病院の医院長に直訴して、金でオマエを解雇してやる!!」
と半ば脅しにかかった。

「アナタ!」と政子は止めようとするが、そんなことお構い無しに脅迫を続ける義昭。

そんな二人の気迫に押され医師は遂に、
「わっ・・・分かりました。事情を説明してください。」と説得を受け入れた。




政子は子宮の中から何かを感じていた。
赤子が誕生を待ちわびている…。
そんな気がしてならなかったのだ。