まさか・・・・・。
義昭は肩をプルプル震えさせている。
御曹司としては有ってはならなら最悪の事態を想定して、
「浮気か・・?」
と恐る恐る聞いた。

「浮気なんかする訳がないじゃない!!」
とピシャッと政子は言う。

義昭は少し安心して、「じゃあなんだって言うんだよ!産婦人科のミスだよそんなの。オレ達二人の子供なんだって!」と笑いながら言い出した。

すると、
「何も知らないくせに偉そうな事言わないでよ!!!」と遂に政子は激怒した。

そして、淡々と自分が体験したおぞましい出来事を義昭に告白した。

得体の知れない男に遭遇し、服を脱がされ、覆いかぶされ、襲われた事・・。
そしてその後、子宮の中で何が活動を開始した事・・。
その後、妊娠した事・・。


それを聞いて愕然とする義昭。 顔からは血の気が失せ蒼白している。
「そんな馬鹿な・・。馬鹿な・・。」首を横に振りながら信じれない様子の義昭。

そんな義昭に政子は目に涙を浮かべヒステリックになりながら、