「父さんの仕事に同行するのさ!!なんでも部下に突然の不幸があったらしくてね。それで、代理人として向かうことになったんだよ!!
サウジアラビアっていったらサハラ砂漠かぁ~・・。オアシスがあったり、特産品は・・・・・」
と電話口で義昭はウキウキ楽しそうだ。

政子は、楽しそうにしている義昭に昨夜おぞましい体験をしたことなんてとても言うことができなかった・・。
「おい!!
政子聞いてくれてる?ちゃんと土産買ってくるからな♪」

「えぇ・・・。」

「どうしたんだよ?元気ないなぁ~!姉さんにはガツンと言っといたからさ!大丈夫だよ。何かあったら俺の所に国際電話してくれても良いし。」と義昭は電話番号を教えた。

義昭の優しさと、元気な声を聞いた政子はなんだかとても安心し、「ありがとう義昭さん。早く会いたいわ!!」と言うと、

「オレもだよ!!
政子がいないと寂しいな・・・。今度は二人で行こう!!」と義昭は優しく言い、
「俺が帰ったら毎晩いっぱいセックスをしよう!」と付け足した。

「お馬鹿さんね!
体に気をつけなすってね!」と政子は言った。