次の日。 明るい日差しが政子の部屋に差し込む。 「ハッ!!」 政子は目を覚ました。 昨日と全く変わりのない寝室。 荒れた形跡も見当たらなければ、政子は服もきちんと着ている。 体にも異常がない。 (あのおぞましい体験は何だったの・・!? まさか全て夢だったっていうの・・・?) あまりにもリアルな体験をした政子には、とても夢だったとは信じられなかった。