教室の前に言葉が待っていた。

お兄ちゃん、お祖父さん…

言葉の目に涙が溜まる

泣くな…俺だって辛い。

そっと、言葉の頭を潤が撫でる。

ほら、早く行くぞ。

うん…

二人は、学校を後にする。