こちらが逃げる体制に入る隙も与えない速さで、真っ直ぐに。

近づくにつれだんだん大きくなっていくそれを見つめるしかなかった。

ごうっと、音を感じて、ありえない質量を感じた。

突進してきたのだ。


ツブサレる…