そんな話をし終わった後、加奈が近づいてきた。

『いいな~涼くんの隣とか!』
『加奈~長谷川涼の事好きなん?笑』

すると加奈の顔が真っ赤になった。

『まぢで!』

すると加奈はコクンとうなずいた。

(早くない!)

私は心の中でそんな事を思ってた。

そ~なれば必ず加奈は…

『亜百合~協力して!』

ほら来た!

中学の時から加奈は好きな人ができると、私に協力してと頼む。

まぁ~断れないんだけどね!

『いいよ~!』

と、軽く返事をした。