「風邪、引きませんでしたか??」



「あぁ。あん時はありがとな。」


「いえ!! 私は何もしてないですから!!」




コイツは、ふわふわしたような笑顔で言う。





「…バイト、探してるんですか?」


コイツは、俺の見てる雑誌を覗いた。




「あぁ。ここいいかなと思ったんだけど…。」


俺はさっきのオシャレな店の所を指差す。




「ここですか!? 私、ここでバイトしてるんです!!」


「えっ、マジ!!?」