「宣戦布告っていうこと?」

「碓氷ー!」


美咲が心配そうな顔をして、走って来た。


「美咲ちゃん、ごめんね。手がかり探そうか」

「それより、あいつに何か言われなかったか?」

「・・・大丈夫だよ。早く、探そう?」

「そうだな!」


結局、手がかりは見つからなかった。帰り道の車内で2人は休日の事について話していた。