青ちゃん、試験に出るって言ってたよねぇーーこうなったら…


「沙羅ぁ…お願い!ノート、写させて!!」



沙羅だけが頼りなの。あたしを助けて!と両手を合わせた。


すると沙羅は、あたしの耳元に顔を近づけると「あんた…大輔くんばっか見てたでしょう?」と囁いた。



「うっ…返す言葉もありません…」



沙羅には全てお見通しみたいです。