「ハァ…のーんちゃーん。」

「はーい?」



自然と手を繋ぎ指が絡まる。


「ナンパ野郎と仲良くなっちゃうとか…。凌ちゃんさんは心配ですよ。」


「なんでー?」


「のん、知らない人には絶対ついていっちゃダメだからね。」


「そんなんわかってるし。あ、凌ちゃんさんってピアス何個あいてる?」


「ん?7個かな?なんで?」


「貴樹さん…あー、さっきのピアスだらけのお兄さんね、11個もあいてるんだよ!すごくない?舌にもあいてんの!」


「そうだね。すごいね。全くもう。ばかのぞみ。」

「んぇー、ばかじゃないもーん。」



今日も二人は仲良しです。




END.