「う…。」

顔を見るなり言葉に詰まる凌ちゃんサン。

目が真ん丸に見開かれているよ。


「ねー?馬鹿みたいに可愛いでしょ??

これ、あたしがやってあげたんだから、感謝してよね。」



「いや、感謝する。
マジで感謝。

のん…プリ撮りいこうか。」


は??
なんでまた??


「いやー、ラブラブでムカつくわ。
さっさと撮って家帰ってからイチャつきなさいよ。

目に毒。」



ぐちぐち言いながらもあたしの背中をプリ機の前まで押すボス。


凌ちゃんサンは前から引っ張る。



なに??なんなのさ??
また撮るのかい??
このかっこで??



『やーだー!!』