「いや、へ?じゃなくて。

クリスマスまでのー6日?のんは俺の言いなり。」



『あ、いや、うん。
え、まじで?』


「イヴに過ごせない代償なんだから。

そのくらいしないとね。」



確かにあたしの我が儘のせいだもんな。

いや、実際あたしじゃなくてお父さんなんだけどね。



『…うん。わかった。
言うこと、聞く。』


素直に頷くと、にっこり笑った凌ちゃんサン。



優しい笑顔に油断していると、思いっきり手を引かれた。



「俺、クリスマスまでここに住もうかな。」


『なんで?!!』


「その方がいちゃいちゃ出来るからに決まってんじゃん。」


あははー