「そう・・・素直に言うこと聞いてれば痛い目みずにすんだのに・・・ねっ！！」

そのリーダー格の女子は私のすねを思いっきり蹴る。

「っ！？」

一瞬何が起きたのかわからなかった私は膝からくずれ落ちて地面にへたり込む。

それから私は蹴られたり殴られたりした。

「あはは～！ほらっ！！」

そう言ってかけられたのは絵の具の入った水。

「っ！！」

しかもすごい冷たい。

「私たちが可愛くしてあげるから！！」

「これに懲りたら二度と私たちの３人に近づかないことね！！」

プチッ

私の中で何かが切れる音がした・・・

「いい加減にしなさいよ！！」

私がそう思いっきり叫ぶ。

するとみんなが一瞬ビクッと震える。

「下手に出てればごちゃごちゃと！！」

もう私は完全にキレてた。