「あっ、はいっ」

真奈ちゃんは素直に飴をポケットから取り出す。

「馬鹿正直にやらなくていいんだぞ。」

拓未が嫌味を投げかけてくる。

ほんと誰かさんたちとは大違いだよね。

そんなことを思っていると拓未は俺の頬をつねりながら

「太るぞ、猿。」

そんな事をほざきやがった。

軽く殴ろうかと思った瞬間・・・

「ぶっ!!」

!!

俺は真奈ちゃんの方を見ると真奈ちゃんはバッと自分の口をふさいでる。

「っ!笑ったぁ!!」

拓未に猿と言われるのはムカつくが真奈ちゃんに笑われたのはかなり目のショック・・・

「ごめんなさ・・・っっっ」

真奈ちゃんはそう言いながら机に伏せて爆笑し始める。

「うわぁ~!!ひどぉい!!ってゆうかもとはお前のせいじゃんっ!」

俺はそう言いながら拓未を何度も殴る。

「え?俺は何一つ間違ったことは言ってないぜ?」

さっきの仕返しなのか拓未はいたずらに笑う。

麗も同意しやがった。

真奈ちゃんが何やら言い訳まがいなことを言ってたけど言葉詰まってるし・・・。

「やっぱり猿みたいっておもったんだぁ!!」

ひどい!!みんなよってたかって俺をいじめて!!

俺はこれでもガラスのハートなんだぞ!!