真奈ちゃんが苦笑しながら麗にはなしかける・・・

!!!

「ちょいぃぃぃっ!!ったぁぅ!!」

麗が起き上がりながら俺の手首を捻りあげた・・・痛さで俺は意味のわからない言葉を吐きながら机をたたく。

ちょっ!!まじで!!折れる!!骨が折れる!!ギブギブ!ギブです!!やめてぇぇ!!

もう軽く半泣きになりながら机をバンバン叩いていると、

「何か飲みもん頼もうかな・・・」

麗がやっと俺から手をはなす。

「~~~」

俺は手の痛さで机に突っ伏してると、

「水くださぁ~い。」

麗のやる気のない声が聞こえる。

この貧弱男めっ!!

声に出すとまた殺されかねないので心の中で悪態ついてると、

「お待たせしました。」

と言う声とともにコップが机に置かれる音が聞こえる。

「なんで水なんです?」

「いいのがなかった。」

俺は軽く麗に仕返しするつもりで、

「まぁ・・・麗も甘いの無理だしね・・・」

そう言うと麗はめんどくさそうな顔で俺を睨む。

そんな麗を見ながら俺はハッと笑ってやった。

「なぁぁ~んでゆってくれないんですかぁ~!!」

真奈ちゃんは半泣き状態で麗を見てる。