普段は大体不機嫌そうなってゆうか・・・あんまり表情は変わんない人なんだとおもう。

でも、岸谷先輩と中村先輩がいるからあんな顔するのかな・・・

なんか、いいなぁ・・・

私もあんな友達できるかなぁ・・・

そんな事を思っていると・・・

「そーだっ、麗が休むついでにどっかでみんなでお茶会しよ~よ!」

中村先輩は手をパンッを鳴らしながらそんな提案を出す。

「俺はどっちでもいい。」

そう言いながら手をあげるのは碓井先輩。

「俺は行きたいっ!」

そう言いながらバッと手をあげるのは中村先輩。

「いや~・・・俺は今日は・・・」

そう言いながらそそくさと逃げようとしてるのは岸谷先輩。

「だめだよ~。麗は強制ね!」

中村先輩は岸谷先輩の肩をガシッと掴んで逃げられないようにする。

「はぁぁ~・・・」

岸谷先輩は大きなため息をつきながらこっちを振り向く。

・・・あきらめたんだ。

「んで?真奈ちゃんはどうなの?」

中村先輩は岸谷先輩から手をはなして私の方を振り返る。

「へぇ??」