「西野サ~ン」
試合が始まったのにも関わらずのんきに片手をあげて笑ってる。
「えっちょっ、ちゃんと前見てないと・・・」
私はハラハラしながら見ていると、
「麗!!パス!!」
遠くから岸谷先輩に向けてボールが飛んできた。
「っ!あぶっ!」
私は思わず目をつむると。
パシッ
私は恐る恐る目を開けると・・・岸谷先輩は片手で大きなバスケットボールを掴んでる。
「西野サン!ちゃんと見よってなぁ~」
自分が相手側に囲まれているのにのんきに私に声をかけている。
「せんぱ・・・!」
相手側の一人が先輩のボールをとろうと飛びかかる。
「武!」
先輩は叫びながら中村先輩の方にボールを・・・
それにつられて相手側のみんなは先輩が声をかけた方に視線をむける。
しかし、視線の先にはただにやにやしてる中村先輩だけバスケットボールはどこにもない。
そう、先輩はただ投げたふりをしていただけで実際にはちょっと上に向かって投げただけなのだ。
でも、何が起きたのか理解できてないみんなはただ固まってる。
試合が始まったのにも関わらずのんきに片手をあげて笑ってる。
「えっちょっ、ちゃんと前見てないと・・・」
私はハラハラしながら見ていると、
「麗!!パス!!」
遠くから岸谷先輩に向けてボールが飛んできた。
「っ!あぶっ!」
私は思わず目をつむると。
パシッ
私は恐る恐る目を開けると・・・岸谷先輩は片手で大きなバスケットボールを掴んでる。
「西野サン!ちゃんと見よってなぁ~」
自分が相手側に囲まれているのにのんきに私に声をかけている。
「せんぱ・・・!」
相手側の一人が先輩のボールをとろうと飛びかかる。
「武!」
先輩は叫びながら中村先輩の方にボールを・・・
それにつられて相手側のみんなは先輩が声をかけた方に視線をむける。
しかし、視線の先にはただにやにやしてる中村先輩だけバスケットボールはどこにもない。
そう、先輩はただ投げたふりをしていただけで実際にはちょっと上に向かって投げただけなのだ。
でも、何が起きたのか理解できてないみんなはただ固まってる。