「わっ、もうこんな時間っ」
携帯のディスプレイをみるとそこには7時40分と表示されてる。
「お前、明日用事があんだろ。早く帰れ。」
そう言う碓井先輩の方を見ると、碓井先輩の膝の上で弟君がスヤスヤ寝てる。
そこで私はふと気付いた。
「あれ?中村先輩と進藤君は?」
「武は晩飯だから帰った。進藤は完璧だったから帰した。」
碓井先輩はそう言うと弟君を抱きかかえて立ち上がり自分のベッドに寝かせると部屋のドアを開く。
「送る。」
そう言うと碓井先輩は部屋から出て行った。
「えっ、えぇ!?」
「じゃ、俺も途中まで送るよ。」
そう言って岸谷先輩も立ち上がって歩き出す。
「まっ、待ってくださ~い!」
私は岸谷先輩と碓井先輩の背中を急いで追いかける。
「あら、もう帰っちゃうの?」
階段の下から聞こえる甲高い声に、
「はい。お邪魔しました。」
「ちょっと出てくる。」
正反対の低い声が聞こえる。
携帯のディスプレイをみるとそこには7時40分と表示されてる。
「お前、明日用事があんだろ。早く帰れ。」
そう言う碓井先輩の方を見ると、碓井先輩の膝の上で弟君がスヤスヤ寝てる。
そこで私はふと気付いた。
「あれ?中村先輩と進藤君は?」
「武は晩飯だから帰った。進藤は完璧だったから帰した。」
碓井先輩はそう言うと弟君を抱きかかえて立ち上がり自分のベッドに寝かせると部屋のドアを開く。
「送る。」
そう言うと碓井先輩は部屋から出て行った。
「えっ、えぇ!?」
「じゃ、俺も途中まで送るよ。」
そう言って岸谷先輩も立ち上がって歩き出す。
「まっ、待ってくださ~い!」
私は岸谷先輩と碓井先輩の背中を急いで追いかける。
「あら、もう帰っちゃうの?」
階段の下から聞こえる甲高い声に、
「はい。お邪魔しました。」
「ちょっと出てくる。」
正反対の低い声が聞こえる。